不動産登記– category –
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所有権登記は「一括申請」できる?
「土地や建物が複数あるのですが、同じ売買(または相続)なら一枚の申請書でまとめて登記できますか?」――現場で頻出するご相談です。結論から言うと、一定の条件がそろえば可能です。根拠は、不動産登記令の“例外規定”。ただし、条件が少しでもズレると... -
不動産登記における一括申請の可否について(抵当権・根抵当権関係)
不動産登記における一括申請の可否(抵当権・根抵当権関係)について、先例・登記研究・登記実務の情報を整理しました。 登記にかかわる方の参考になりましたら幸いです。 先例(通達・回答・依命通知等) (根)抵当権設定 同一の債務を担保するため、所... -
登記名義人住所変更登記で住民票・戸籍附票が取れない場合の対処法
日本司法書士会連合会が発行している『月報 司法書士』の2018年2月号で、登記名義人住所変更登記についてのコラムがありました。 テーマは、「登記名義人の住所変更登記で住民票・戸籍附票が取れない場合どうするか?」というもの。 専門的な内容... -
不動産などの遺産分割で代償分割する際の注意点
相続手続において複数の相続人がいる場合、一般的には、相続人全員の協議により遺産を分割します。 しかし、遺産の内容によってはスムーズに話し合いが進まないケースもあります。 例えば、被相続人の遺産が不動産のみの場合などです。 一人が不動産を相続... -
亡くなった人の戸籍謄本(出生から死亡までのすべて)の取り方は?
相続で必要な戸籍取寄せとは? 相続が発生すると、原則、「亡くなった人(被相続人)の出生から死亡までのすべての戸籍」を取得します。 その理由は、遺産を分割するためには、亡くなった人の相続人を確定させる必要があるためです。 被相続人のすべての戸... -
委任状に記載された代表者が退任している場合の抵当権抹消登記
先日、抵当権抹消登記を申請する際、委任状に記載された代表者が退任していた事例がありました。 今回は、このような場合の抵当権抹消登記申請について解説します。 委任状に記載された代表者が退任している場合の抵当権抹消 このたび抵当権抹消登記を申請... -
不動産登記とは何ですか?
不動産登記は、「不動産の内容を公にするため」に存在します。 不動産は一般的に高額であるため、売買などを行う際には、その不動産が誰の所有で、担保が残っているかなどを確認する必要があります。 不動産の現況や権利関係は、法務局の管理するデータ(...
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