2025年6月1日(日)、仕事の合間を縫って、家族4人で関西万博に行ってきました。
このような大規模な国際イベントに参加するのは久しぶりのことで、子どもたちと共に、少し特別な一日を過ごすことができました。
今回は、7日前に運良く韓国館の事前予約が取れたこともあり、それを目当てに早めのスケジュールを組んで出発。
万博会場の駐車場を9時半に予約し、10時には西ゲートから入場しました。
親切な係員と、SNSの地図に助けられて
駐車場からゲートへ向かう際、シャトルバスに乗るにはQRコードの提示が必要で、少し探すのに手間取りました。
こういった「ちょっとしたトラブル」はつきものですが、係員の方々がとても丁寧かつ親切に対応してくださり、安心して会場に向かうことができました。
また、事前にSNS(X)で見つけた、日本語でまとめられた万博会場の地図(つじさんという方が公開されているもの)が非常に分かりやすく、大いに助けられました。
こうした市民の工夫が、イベント全体の体験価値を高めていることにも、深く感心させられました。
子どもと一緒に、五感で味わう異文化体験
入場後、まず目に飛び込んできたのは、大型のガンダム模型。子どもたちは大喜びで、私自身も童心に返って写真を撮りました。
すぐ近くのお土産屋さんでは、関西万博限定の品々がずらりと並び、見ているだけでも楽しい時間でした。
その後は、大屋根リングの上を歩いてみました。初夏の風が心地よく、眺めも素晴らしく、まさに「非日常」の空間です。
最初に訪れたパビリオンはアルジェリア館とカンボジア館。どちらも待ち時間がほとんどなく、ゆっくりと見学できました。
続いて訪れたシンガポール館は15分待ち。こちらでは軽食としてカスタードまんをいただきましたが、このカスタードがとても美味しく、印象に残る味でした。
一方、エジプト館は90分待ち。気温も高く、体力的に厳しい状況でしたが、事前に用意していた折りたたみチェアが大活躍。こうした備えが、快適な時間を作ってくれることを改めて実感しました。
昼食は異国の味、そして韓国館へ
12時過ぎ、コモンズC館に入館。20以上の国の展示がある中、飲食スペースも充実しており、ここで昼食を取りました。
タヒチビール(900円)と、香辛料の効いたビリヤニ(2500円)をいただきながら、世界の文化を肌で感じる贅沢な時間となりました。
13時ごろには、東ゲート近くで子どもたちを遊具でひとしきり遊ばせ、14時にいよいよ韓国館へ。
韓国らしい音楽と映像、ダンスが融合した展示内容は見応え十分で、「なぜこのパビリオンが人気なのか」がよく伝わってきました。
ムエタイに驚き、ミストの噴水に癒されて
その後、タイ館方面に向かうと、ステージ上ではちょうどムエタイのパフォーマンスが始まっていました。男女問わず、鍛え上げられた身体と動きのキレに、ただただ感心。予期せぬ出会いに感謝です。
続いてスペイン館を訪れ、その後、子どもたちのリクエストで「らぽっぽ」のソフトクリームとかき氷を。
ここは混んでいましたが、冷たいものの癒し効果は絶大です。ちなみに、和食のフードコートは比較的空いていた印象でした。
さらに、当日予約で当選していた国際赤十字のパビリオンにも入場。戦争の悲惨さ、そして平和の大切さについて考えさせられる展示内容でした。子どもたちにも、何か感じるものがあったようです。
その後は、地面からミストが吹き出す広場で、子どもたちは大はしゃぎ。こういう場面では、やはり「パビリオンよりも遊具」が子どもたちにとってのハイライトかもしれません。
最後はイギリス館で締めくくり
最後に訪れたのはイギリス館の近く。テイクアウトのブースでスコーンとフィッシュアンドチップスを購入し、夕方の風に吹かれながらゆっくり味わいました。特にポテトの味がとても良く、良い締めくくりとなりました。
18時を過ぎた頃から、ニュースで話題になっていたユスリカの姿もちらほら見えましたが、大群というほどではなく、特に支障もありませんでした(笑)。
総括:また行きたい、学びの多い一日
今回の訪問では、アメリカ館やフランス館、iPS細胞関連の展示などには残念ながら立ち寄れませんでした。とはいえ、さまざまな国の文化や考え方に触れ、また「家族で時間を共有することの価値」を改めて実感することができた一日でした。
普段は「法律」や「制度」といった抽象的な世界に身を置いていますが、こうして五感で体験する異文化や人の営みから得られる感覚は、今後の仕事においても必ずプラスになると感じています。
また訪れる機会があれば、今回行けなかった展示にも足を運び、さらなる刺激を得たいと思います。